幼児食に特化した「子どもと食べる魔法のミールキット」
「あおいの給食室」が監修している、子育て中の家族のためのミールキット。
※2023年10月末で個人向けミールキットは終了となりました。
ミールキット=時短
と思っている方も多いと思いますが…
「魔法のミールキット」は、幼児食に特化しているので、その分手間と時間がかかります。
今回は、届いたミールキット4日分のうちの1つ「大豆のメンチカツ・キャベツの胡麻和え」を、実際に作る様子を紹介します。
大豆のメンチカツ、揚げたてアツアツは、とってもおいしかったです♪
魔法のミールキットを試してみようか迷っている方は、参考にしてみてください。
他3日間のミールキット、実食レビューも一緒にどうぞ!
届いたミールキットの内容を紹介
届いた4日分の献立は、こちら。
今回は、大豆のメンチカツの献立を紹介します!
「魔法のミールキット」は、都度購入できるので、子どもたちが食べられそうな献立が多いときに利用しています。
今回の献立の「鶏じゃがグラタン」と「味噌うどん」は、長男と次男が大絶賛!
「また食べたい」とリクエストされました♪
届いた食材を見てみよう
「魔法のミールキット」は、ダンボール2箱、冷蔵品と冷凍品に分けられて、調味料以外の食材が届きます。
一度に4日分の食材が届くので、冷蔵庫と冷凍庫に食材を入れるスペースを空けておく必要があります。
「大豆のメンチカツ・キャベツの胡麻和え」の食材
1日分の冷蔵品は、1袋にまとめて入っています。
届いてから冷蔵庫に入れるのも簡単、調理するときにサッと取り出せるのは嬉しいです♪
届いた食材8点の産地
・キャベツ
・玉ねぎ
・カット 人参
・さやいんげん
・卵
・大豆水煮
・豚ひき肉【冷凍】
・すりごま
加工は国内
ほとんどが国産で、4日分の「野菜の生産地」は一覧表に詳しく記載されていて、野菜以外の食材はパックや袋に記載されています。
やっぱり国産の食材が多いのは安心感がありますね。
作り始める前にレシピも確認
届いた食材と一緒にレシピも入っています。
画像では2枚あるように見えますが、実際はA4サイズ1枚の両面に、主菜・副菜のレシピがあります。
・赤丸【消費目安】
今回の献立の消費目安は、届いた日の翌日でした。
4献立のうち、届いた翌日が2日分、4日後・6日後が1日分ずつでした。
・緑丸【調理動画】
調理動画のQRコードから、公式サイトに、そこから「あおいの給食室」YouTubeチャンネルの調理動画を見ることができます。
・青丸【自分で用意する調味料】
ここを見ると、主菜と副菜に必要な調味料がわかります。
・ピンク囲み【アレルギー物質を含む商品・塩分などの推定値】
アレルギーが心配な方は、こちらを確認しましょう。
栄養素摂取量(エネルギー・炭水化物・脂質など)もわかります。
レシピには完成品の写真がないので「この切り方で当たっているかな?」と不安になることがあり、そのときは調理動画や公式サイトから献立の写真を見て確認してます。
そして、今回は大丈夫でしたが、前回注文した献立のレシピでは、調味料の分量が間違っていたり残念に思うこともありました。
調理動画は、お役立ち情報が満載!
私は、いつも作り始める前に調理動画も見ています。
調理動画では、魔法のミールキットのレシピを監修している「あおいさん」が、調理のコツや食育についても発信しているので、とても勉強になります。
「野菜の切り方や、加熱時間など、どう調理すると子どもが食べやすくなるのか」
など、知ることができるので、今後の食事作りにも役立つ情報が得られますよ♪
- 1調理動画メイン
調理動画を見て、紙レシピより動画の方がわかりやすいと思ったら、材料と調味料の分量だけ紙レシピを見て、動画を見ながら作る。
※調理方法を変えたいときも、動画をみます。
- 2紙レシピメイン
動画だと、私の作るペースと合わないため、巻き戻したり止めたりと手間になることもあるので、動画で作り方がイメージできたら、紙レシピだけを見ながら作る。
時間がない、調理時間を短くしたいときは、このパターンが多いです。
※紙レシピと調理動画では調理方法が違うことがある
魔法のミールキットでは、紙レシピは調理時間を短くするためにレンジ調理が多くなっていて、動画ではフライパンや鍋を使った調理方法が多くなっています。
また、全てのレシピに調理動画があるわけではありません。
「大豆のメンチカツ・キャベツの胡麻和え」を作ろう!
副菜「キャベツの胡麻和え」
副菜の「キャベツの胡麻和え」から作っていきます。
調理動画では「大豆のメンチカツ・キャベツの胡麻和え」を同時進行で作っていたので、動画と同じ作り方の方が早く終わるかな?と思いましたが…
今回は、一つ一つ工程の写真を撮りながら作っていくので、紙レシピを見ながら作ることにしました。
作り方①
キャベツ・さやいんげんを切る
野菜の切り方は、レシピの事前準備の欄に指示があるので、そちらを見て切っていきます。
あと、カットされている野菜は分量通りですが、カットされていない野菜は自分で計量する必要があります。
自分で計量する食材と、必要な分量との誤差が大きくなければ、そのまま使うこともありましす。
キャベツ・人参・さやいんげんを耐熱ボウルに入れて、レンジで加熱する
キャベツ・カット済み人参・さやいんげんをザルに入れて水にくぐらせて、耐熱ボウルに入れてラップをします。
そして、レンジ600wで10分加熱します。
「魔法のミールキット」の副菜は和え物多く、子どもが食べやすいように、レンジで野菜を加熱する時間は長めになっています。
紙レシピでは説明がありませんでしたが、調理動画では「耐熱ボウルに入れた野菜は、混ぜることで加熱ムラを防げる」とポイントアドバイスがありました。
加熱した野菜を流水で冷やして、しっかり絞る
加熱した野菜をザルにあげて、流水で冷やします。
冷やした野菜は、しっかり絞ります。
加熱が終わり、耐熱ボウルのラップを開けようとした瞬間に「パンッ」と破裂音がしたのでビックリ!
加熱時間も長いので蒸気で火傷しないように、慎重にラップを取った方がいいですね。
作り方②
調味料と野菜を混ぜて、冷蔵庫で冷やす
調味料(砂糖・しょうゆ)を計量して、すりごまと一緒に野菜と混ぜます。
あとは、冷蔵庫で冷やして、食べるまえに盛り付ければ完成です。
「魔法のミールキット」のレシピは、調味料が「g表記・大さじなどの表記」になっているので、好きな方法で計量できます。
はじめは「はかりで計量するのって面倒」と思っていましたが、慣れるとこっちのほうが楽に感じます。
主菜「大豆のメンチカツ」
「大豆のメンチカツ」の、紙レシピでは「食材・調味料&分量」欄に赤文字がたくさん!
この赤文字は、自分で用意する調味料になっています。
作り方①
大豆水煮・玉ねぎを、粗みじん切りにする
大豆水煮・玉ねぎを、引っ張りみじん切り器で、みじん切りにします。
調理動画で「引っ張りみじん切り器」を、あおいさんが使っているのを見て購入しました!
「引っ張るのに力がいるのかな?」と思ってましたが、軽々引っ張ることができました。
4歳の三男も、力を入れずに軽く引っ張るだけで、みじん切りにすることができたので、楽しんでいました♪
みじん切りにした玉ねぎを、レンジで加熱する
耐熱ボウルに、玉ねぎ・油を入れて混ぜたらラップします。
レンジ600wで5分加熱して、ラップを外して粗熱をとります。
加熱後の玉ねぎを味見。
油を入れているのでツヤが出て、柔らかくとっても甘くなっていました!
作り方②
豚ひき肉・大豆水煮・玉ねぎ・調味料を混ぜて、タネを作る
ボウルに、豚ひき肉・大豆水煮・粗熱のとれた玉ねぎ・卵・調味料(パン粉・塩)を入れて、粘りが出るまでしっかり混ぜます。
タネの下味は、塩 小さじ1/3のみ。
「ちょっと物足りないのでは?」と心配になりました。
混ぜたタネを、成型する
タネを均等に分けて空気を抜き、丸い平たく成型します。
作り方③
衣を作る
衣を作るために別の容器に、小麦粉・溶き卵・水を混ぜ合わせます。
衣→パン粉の2ステップで、簡単にできました。
作り方④
タネに、衣→パン粉をつける。
メンチカツのタネに、衣とパン粉をつけます。
タネが柔らかいので、パン粉をつけたあとに手のひらで形を整えました。
油で揚げる
170℃の油で、片面2分ずつ計7分揚げていきます。
メンチカツを作るのは10年ぶり…
タネが柔らかくて、衣とパン粉をつけるときに形が崩れてしまいそうで、形を崩さずに揚げることができるのか心配でしたが、うまく揚げることができました。
出来上がったら、盛り付けて完成です。
こんがり色がついて、とってもおいしそう♪
揚げている最中から、食欲をそそられてしまいました!
調理時間
作り始めてから出来上がるまでの時間は、1時間半。
途中で「プラレールが作れない、ママやって~」と、三男に呼ばれて何度か中断したので、実際に作っている時間は1時間でした。
「魔法のミールキット」のレシピは、工程が多いと調理時間が長くなってしまいます。
食事作りに時間をかけられない人には、デメリットになってしまいますね。
ですが、今回の4献立のなかの「豚肉の香味焼き・マカロニサラダ」は、オーブン調理からフライパン調理に変更したので調理時間は25分でした。
「魔法のミールキット」のレシピは、何度か作るとコツがつかめます。
調理方法を自分のやりやすいように変えたり工夫すると時短できるレシピもあります。
「あおいの給食室」YouTubeチャンネルの、魔法のミールキットの説明動画でも「調理時間の目安は30分~1時間」と説明がありました。
「あおいの給食室」YouTubeチャンネルで「魔法のミールキット」の説明動画も見てみよう!
「大豆のメンチカツ・キャベツの胡麻和え」出来上がり♪
「大豆のメンチカツ・キャベツの胡麻和え」出来ました~♪
ミールキットの分だけでは足りないかなと思ったので、あさりのみそ汁も一緒にいただきます。
出来立てアツアツは「おいしかった♪」
「大豆のメンチカツ」夕飯時間まで待てずに、つまみ食い。
出来立ては、おいしさ倍増!
素朴な味でソースをかけなくても、とってもおいしかった♪
「魔法のミールキット」は薄味・シンプルな味付けで、特に肉料理は「薄味なのにおいしい!何でだろう?」と、いつも不思議に思っています。
出来立てを食べた長男は「うまっ!」と驚いていましたが、夫は「少し味が薄い」と言っていました。
ハンバーグが嫌いな、次男(8歳)と三男(4歳)はメンチカツもダメ。
次男は頑張って一口食べましたが、三男は「嫌いだから食べない」と言って食べられませんでした。
ヘルシーで胡麻のいい香り
キャベツの胡麻和えは「すりごま」を使っているので、香りがとっても良かった。
ヘルシーで大人も嬉しい、薄味で少し物足りなさを感じましたが、おいしかったです。
長男と夫も完食して、次男は半分、三男はさやいんげんを一口だけパクリ。
普段は、家族の好き嫌いを考えて食べられるものを作るようにしているので、野菜が少なく栄養面で心配になることもありました。
ですが、栄養バランスを考えられた「魔法のミールキット」を利用すると、しっかり野菜を食べられるので嬉しいです。
他3日間のミールキット、実食レビュー
「鶏じゃがグラタン・トマトときゅうりのピクルス」
長男と次男が大絶賛した「鶏じゃがグラタン」
じゃが芋を潰しているので「ボソボソした感じが苦手かも」と、食べられないと思っていましたが…
「おいしい!また食べたい!」と喜んでもらえました。
私も、じゃが芋のボソボソした感じが苦手ですが、カレーの風味がほんのりして食べやすかったです。
グラタンの上にかけてあるパン粉と粉チーズもカリッとしておいしかった、リピ決定です。
トマトときゅうりのピクルスは、食べているうちに酸っぱさが強くなってきましたが、さっぱりしておいしかったです。
トマトが大嫌いの次男は、頑張って一口だけ食べました。
食わず嫌いの三男は、グラタンは少し食べられましたが、ピクルスは食べませんでした。
あとは、前日の「キャベツの胡麻和え」で余った材料(キャベツ・人参)を使って作った「ABCスープ」は、よく食べていました。
野菜嫌いな子どもでも食べられる「ABCスープ」の紹介です♪
給食で大人気の「ABCスープ」マカロニはどこに売ってる?家でも作ってみよう
「豚肉の香味焼き・マカロニサラダ」
子どもたちはマヨネーズ和えが苦手なので、マカロニサラダはマヨネーズ抜きにしました。
ミールキットのレシピにはありませんが、豆腐とわかめの味噌汁も一緒に。
豚肉の香味焼きは、焼く前に小麦粉をまぶしているので、硬くならずに柔らかく出来ました。
豚肉と一緒に胡麻も焼くので、香ばしくておいしかったです。
この日、次男と三男は食欲がなかったので、次男は半分、三男はほとんど残しました。
高校生の長男と夫は、豚肉の香味焼きは塩コショウを振って、マカロニサラダも完食しました。
「魔法のミールキット」は、子供向けに作られているので薄味です。
長男と夫は、物足りないときは醬油や塩コショウなどをかけて食べています。
私が、はじめて「魔法のミールキット」を利用したときの実食レビューも参考にしてみてください。
【4日間実食レビュー】あおいの給食室「魔法のミールキット」好き嫌いがあっても食べられる⁈
「味噌うどんん・ちくわの磯辺揚げ」
「3日連続で食べられるぐらい、おいしい♪」と、こちらも次男が大絶賛の献立です。
出来上がりの写真を撮り忘れてしまい画像では紹介できないので、食材の産地を載せています。
この日の献立は、全て国産でした。
お野菜は「野菜の生産地」は一覧表で確認できます。
味噌うどんは、野菜をしっかり煮込んでいるので食べやすく、野菜嫌いの三男も食べることができました。
驚いたのは、天ぷらが嫌いな次男が「ちくわの磯辺揚げ」を食べられたことです!
ちくわの磯辺揚げを揚げているときに、こんがり揚がっているのを見て私が「おいしそうな色」と言ったら、その言葉に反応した次男が寄ってきて「本当だ!おいしそう食べてみたい!」と、まさかの反応でした。
焼きちくわを使っていたのと、衣も薄い付き具合でこんがり揚がったので、食べやすかったのでしょう。
今回のミールキットで、新たに食べられる料理が増えたのでレパートリーが増えました♪
「魔法のミールキット」は、やさしい味つけで家族で食生活の改善ができる
「魔法のミールキット」を監修している「あおいの給食室」のレシピは、塩分控えめに作られています。
そのため、子どもだけでなく大人にもオススメのミールキットです。
また、子どもの味の好みは、一緒に食事をする家族からの影響を大きく受けるので、子どもだけでなく大人も一緒に減塩した食事を心がけることも大切です。
薄味になれると、大人でもおいしく感じられるようになりますよ!
「子どもと食べる魔法のミールキット」を利用する前に
ミールキット・食材宅配サービスを利用すると、普段の食費よりも割高になるので、利用して後悔はしたくないですよね。
魔法のミールキットの特徴を、しっかり理解しておきましょう。
子どもが食べてくれるか心配
魔法のミールキットは、「子どもがパクパク食べてくれる」「好き嫌いの多い子どもでも、おいしく食べられる」とうたっているので「本当かな?」と思いますよね。
実際、好き嫌いの多い次男と三男が、喜んで食べる献立もあれば、まったく食べなかった献立もありました。
私は、せっかくのミールキットなのに「子どもたちが食べられなくて残念」という思いより、幼児食の作り方を勉強できるので、そこに大きなメリットを感じています。
「魔法のミールキットを試してみたい!」
と思う方は、週替わりの献立から、子どもが食べられそうな週を選んでみましょう!
私が「これは食べられないかな…」と思った献立でも、以外に「子どもには好評だった」ということもあったので、冒険してみるのも楽しいです。
「あおいの給食室」YouTubeチャンネルで「魔法のミールキット」の説明動画も見てみよう!
ミールキットについて「あおいの給食室」YouTubeチャンネルで、詳しく説明しているので、こちらも参考にしてみてください!
魔法のミールキットで届く食材の説明や、調理方法を見ることができます。
レシピ本もオススメです!
「あおいの給食室」のレシピ本も、子どもの好き嫌いの対応の仕方や、食事のアドバイスなど、知って得する情報が満載です♪
私は「魔法のミールキット」を注文していない週は、レシピ本や公式サイトを活用しています。
ミールキットを使わなくても「あおいの給食室」のレシピで作ることができるので、オススメです!
普段作る料理でも、あおいさんのレシピで作ると「いつものより食べやすい!」と次男が言っていたので嬉しかったです♪